最終処分場に廃棄物を埋め立てることによって、地域住民に被害を与えないようあらゆる手段をつくして公害の発生を防止します。
そのために、広域的な廃棄物最終処分場の整備及び運営等の業務を適切かつ確実に行うため、県・市町村が公共関与する紀南環境整備公社が責任をもって事業の推進にあたります。
また、処分場の設置に関連して万が一公害が発生したときは、処分場の建設中、廃棄物 の埋立中及び埋立完了後であっても、公社は全責任を負い、万全の解決を図ります。

埋立地の上に降った雨やごみからしみ出た水が地下に漏れないように埋立地の底に遮 水シートを敷いて、浸出水処理施設で安全できれいな水にします。

埋立地の底には、ごみからしみ出た水が外に漏れないように、すき間なくシートを敷き ます。下の図は2重遮水シートの例で、不織布等の保護マットの上に、一定の規定を満 たす二重の遮水シートを敷設したものです。
二重シートの中間には二重シートが同時に破損することを防ぐための保護層が設けられています。また、紫外線によるシートの劣化を防ぐため遮光性不織布をシートの上に敷きます。

遮水シート上下面に格子状の線電線を設置し、遮水シート上部の線電線と遮水シー ト下部の線電線にそれぞれ電気を流して、交点の電流を測定します。流す線電線の組み合わせを変えることで埋立地全体を測定することができ、遮水シートが破損していれば、その付近を流れる電流値が高くなり、遮水シートの破損が検知できる仕組みです。
二重遮水シートを区画割し、各ブロックを袋状にします。この袋状に区画したブロ ックに管理ホースを設置し、この管理ホースを吸引し区画内に負圧を作用させてその 区画の漏水を検知する仕組みです。
埋め立てが終了した後も処分場の管理は公社が責任を持って行います。埋立地内であ った部分から集められた水が「そのまま放流しても問題ない」と安全が確認されるまで浸出水処理施設は、運転し続けます。
跡地利用の方法については、候補地周辺の住民、自治体と協議し決定します。